2023年08月13日
ヘリンボーン床のメリット・デメリットって?!
![narita takashi](https://www.iraka-renovation.com/info/wp-content/uploads/2022/12/DSC07595-1-300x200.jpg)
リノベ・リフォームを進めていく際、どの床材を用いるかもポイントになってきます。
床材によって、室内の印象が大きく変わります。
デザインだけでなく、性能も踏まえた上でリノベ・リフォームのプランを決定するのが大事。
今回はヘリンボーン床のメリット・デメリットについて解説します。
リノベ・リフォームを予定している方は一度参考にしてください。
目次
ヘリンボーン床とは
ヘリンボーン床は短い木材をV字に張り合わせて作られた床です。
ヘリンボーン(herringbone)はニシンの骨の英訳。
魚の骨に似ていることから名付けられています。
日本語では、杉綾または綾杉です。
ヘリンボーンは建築以外にも生地の織り方に用いられるため、単語自体は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
ヘリンボーン床のメリット
ヘリンボーン床の主なメリットは以下の通り。
・優れたデザイン性
・さまざまなテーマ・雰囲気に合わせやすい
・奥行きを出しやすい
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これから、リノベ・リフォームを予定している方に向けて各メリットについて解説します。
優れたデザイン性
デザイン性に優れており、室内の印象を良くできるのがヘリンボーン床のメリット。
素材や張り方により、自分好みの空間に仕上げられます。
さまざまなテーマ・雰囲気に合わせやすい
モダンや北欧スタイル、レトロなど、さまざまなテーマ・雰囲気に合わせやすいのもメリットです。
リノベ・リフォームにおけるコンセプトは決まったものの、床材が中々決まらないと感じている方はヘリンボーン床を一度チェックしてはいかがでしょうか?
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奥行きを出しやすい
木材の張り方によっては、奥行きを出せるのもポイントに挙げられます。
奥行きの有無で室内の印象が大きく変わってきます。
ヘリンボーン床のデメリット
リノベ・リフォームを進めていく上で床材のデメリットについても押さえておきたいところ。
ヘリンボーン床のデメリットとして、以下のものが挙げられます。
・工期と費用がかかる
・床暖房との相性が悪い
・狭く見える可能性がある
ここでは、各デメリットについて解説するので、気になる方は一度チェックしてください。
工期と費用がかかる
ヘリンボーン床は張り方が特殊なため、どうしても工期と費用がかかってしまいます。
十分な費用を用意できない場合、取り入れる部屋を減らすなどの判断も求められます。
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床暖房との相性が悪い
ヘリンボーン床は様々な場所に釘を打つため、床暖房パネルを傷つけやすいのがデメリット。
また、無垢材が床暖房の熱で変形する恐れがある点に注意する必要があります。
狭く見える可能性がある
細かくインパクトに残りやすいデザインなので、室内が狭く感じやすいです。
木材の色味をチェックし、圧迫感を感じないかどうか検討するのが大事。
広く見せたい方は淡い色の木材を取り入れてはいかがでしょうか?
ヘリンボーン床を取り入れる際のポイント
ヘリンボーン床を住宅に取り入れる際、ポイントを何点か押さえることが大切です。
ここでは、どのような点を踏まえた上でリノベ・リフォームを進めていく必要があるかについて説明します。
木材の特徴をチェックする
木材によって、デザインや耐久性、加工のしやすさ、費用、クッション性などが変わってきます。
長期間にわたってメンテナンスすることを踏まえ、ヘリンボーン床に用いる木材を選択するのが大事。
どの張り方にするかを決める
ヘリンボーン床には、張り方がいくつか存在します。
張り方により、室内の印象が変わるので注意が必要です。
ヘリンボーン床に用いられる張り方は以下の通り。
・ヘリンボーン張り
・フレンチヘリンボーン張り
ヘリンボーン張りは角が90°になっている木材を張り合わせる方法です。
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それに対し、フレンチヘリンボーン張りはV字の角度が45°になるように木材を張り合わせる方法を指します。
ヘリンボーン張りは直角に木材を並べることでスッキリとした印象を与えることが可能。
フレンチヘリンボーン張りは張り合わせた部分が直線になるので、シャープな印象を与えられるのがメリットです。
リノベ・リフォームのテーマ・コンセプトを決める
リノベ・リフォームのテーマ・コンセプトを明確にすることがヘリンボーン床を取り入れる上で重要になってきます。
テーマ・コンセプトを決めた上で用いる木材や張り方を決めましょう。
過去の施工事例をチェックする
ヘリンボーン床に関する施工事例をチェックし、どのような方向でリノベ・リフォームを進めていくか検討するのも大事。
取り入れられる部分を上手く取り入れ、納得のいくリノベ・リフォームにしてください。
室内のリノベ・リフォームは信頼できる業者に依頼するのが大事
寝室などにヘリンボーン床を取り入れようと考えている方は信頼できる業者に一度相談することをおすすめします。
床材などに関するアドバイスを受け、リノベ・リフォームの悩みを解消する必要があります。
まとめ
ヘリンボーン床はデザイン性に優れており、さまざまな室内に取り入れやすいのがポイント。
木材の色味や張り方によって、室内の印象が大きく変わります。
見た目のインパクトも出せるので、オリジナリティある空間を演出したい方におすすめです。
取り入れ方によっては狭く感じる可能性もゼロではないため、業者と相談し、室内のデザインを決めるのが重要。
業者によっては、思いもよらないアドバイスを頂けるかもしれません。
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この記事を書いた人
成田 崇
住宅関係の仕事に20年以上従事。
趣味の海外旅行先で
「日本住宅の雰囲気なの無さ」に気づき
豊かに暮らせる空間とは?!と考え始める。
ホンモノの素材を使い豊かに暮らせる生活を提案しています。
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