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本物素材と美しさで魅せる、企業らしさを映すエントランス
お客様がイメージする完成形を素早くキャッチして、理想をカタチにしていきました
お客様のご要望は明確でした。
無垢オーク材を使用した木製サッシと、室内に自然光を取り込む大きなガラスドア。
取っ手には船舶用のドアノブをセレクトされました。
足元は、まるでモルタル打ちっぱなしの雰囲気が漂うタイルに変えて、素朴で上質な仕上がりに。
シンプルながらも存在感のあるエントランス空間をイメージしていきました。
施工前
改善ポイントはドアの経年劣化と高さ
築約40年になるオフィスの玄関ドアは、アルミの枠に黒色の塗装が施されたもの。
古き良き味わいを感じさせてくれますが、ドアそのものの経年劣化とドアをもう少し高くしたいとお考えでした。
今回、無垢材を使用して広め、高めのドアを造作し、洗練された外観への刷新を図っていきます。
お客様がイメージする理想をカタチに
足元のタイルについて、当初のご希望はモルタル打ちっぱなしのような素朴な雰囲気。
しかし、汚れの付きやすさなどを考慮して、モルタルに似た雰囲気のタイルをご提案させていただきました。
施工後
明るい雰囲気のエントランスへと生まれ変わりました
お選びになった素材は、存在感のある木目や美しい経年変化が特徴のオーク材。
建具職人の手で仕上げたオーク材のドアが、玄関まわりに明るさを添えています。
また、ひとまわり高く、幅広のドアに変更したことで、これまで以上の開放感を味わえるエントランスになりました。
塗装はせず、オーク材のもつ自然なままのカラーを大切にしたオイル仕上げがポイント。
ドアノブは船舶用のものを調達。細部までセンスの高さにこだわりました。
ドアを開けると、既存の木製カウンターが目に飛び込んできます。素材を合わせて、統一感が得られる仕上がりです。
また、ガラスを大きく使っているため、差し込む自然光で内部の明るさもしっかりと確保。
アプローチとたたきに使用したこちらのタイルは、名古屋モザイク工業の豊富なラインナップの中から、小島ラベル印刷様と一緒に選びました。
落ち着いた色調の大きめのタイルが、ドアのナチュラルな雰囲気によく調和しています。
施工のこだわりポイントはココ!
既存の枠を残し、寸法を合わせてカットした木材を被せるカバー工法を採用しました。
水平や垂直をぴたりと合うように施工するのが大工職人の腕の見せどころ。
また、解体が不要なため、コストも抑えることができます。
丈夫で耐久性が高いオーク材を使用して、建具職人が丹精込めて造作しました。
長くお使いいただけるよう、ドアの下部にはステンレスの板を取り付けて、しっかりと水撥ね対策を施してあります。
艶消しを採用し、ナチュラルな雰囲気を大切にしています。
細かなデザインについては、時には絵を描いて丁寧にイメージをすり合わせながら、進めていきました。
「最後までしっかり施工してくださり、本当に嬉しいです」と、大変喜んでくださった小島ラベル印刷様。。
ここで働く従業員の方々の満足度も大切にし、訪れる人の気持ちも自然と和ませてくれる。
そんなエントランスに仕上がりました。
天然素材を使用したリノベーションなら、iraka-rinovationへ
このような天然素材を活かしたご提案ができる施工業者は、実はそう多くありません。
無垢材は反りや曲がりといったリスクもあるため、実際にはアルミ枠に木目調のシートを貼って、無垢の雰囲気を再現するケースが一般的です。
だからこそ、空間に天然素材を取り入れるリノベーションをお考えの方は、ぜひ一度 iraka-rinovation へご相談ください。